ベレットについて
製造が中止されてから26年もの歳月を経た現在でも、根強いファンに支えられ続けている『いすゞ・Bellett』。独特な雰囲気を醸し出すそのスタイルは、沢山のファンを魅了してきたことでしょう。
1963年に登場したベレットは、キュートなスタイルと敏感なステアリング(ラック&ピニオン式)、そして、充分な性能で、当初からスポーティサルーンとしての評価を受けていました。
そして、セダンが登場してほぼ半年後の1964年4月に、日本で最初の本格的なGTモデルである2ドアクーペの1600GTモデルが、登場しました。
エンジンは直列4気筒OHVの1597cc、これにツインSUキャブレターや9.3に高められた圧縮比により、88PS/5400rpmの出力と12.5kgm/4200rpmのトルクを発揮。最高速度160km/h、0-400m加速は18.3秒と発表されていました。
1967年にはエンジンを新しいSOHC4気筒に変えました。出力は2psアップされ、90ps/5400rpmと13.0kgm/4200rpmとなり、加速性能も向上しているようです。
そして、1969年9月、究極のストリートバージョンとして、ベレット1600GTRが登場しました。
スタイルこそベレットGTと大差ないものであったが、エンジンを始めその内容は大きく変わっていました。
エンジンは117クーペと同じ4気筒1584ccのDOHCとされ、ツイン・ソレックス・キャブレターと10.3の圧縮比から120ps/6400rpmの出力と14.5kgm/5000rpmのトルクを発生していたようです。車重は970kgと比較的軽かったから、最高速度190km/h、0-400m加速16.6秒をマーク。
ベレットGTRは独特のイタリア車のようなレーシングムードがマニアに愛され、1973年まで生産が続けられた。