フローリアンについて
駆動方式はFRのみであり、エンジンやクラス設定についてはいくつかあったようです。
また、各クラスにはライトバンの設定もあったようです。
サスペンションは四輪独立懸架のべレットに対して、フローリアンは前輪がダブルウィッシュボーン、後輪がリーフスプリング式固定懸架であり、さらにボールナット式ステアリングと操縦性は明らかに後退しているが、シャーシを共有する117クーペが今日でも旧車としては問題ない性能を発揮することからすれば、べレットの方が進みすぎていたといえるでしょう。
発売当時は当時の他社車種と比較すれば背が高いロングキャビン型の設計で、流麗なラインを持つ居住性に優れたセダンとして、一定の好評がえられたそうです。「狼派のベレット・羊派のフローリアン」との宣伝コピーはこの代で有名です。
べレットGTの1600ccOHVガソリンエンジンをチューンして搭載したが、1969年よりSOHCに変更となりました。変速機構はデビュー時3MTであったが、翌年4MTに変更されているようです。
1969年3月、日産・ブルーバードSSSの対抗馬として唯一のホットモデルであった、TSが投入されました。
TSは「Touring Sports」の略でツインキャブエンジン搭載モデルを区分しています。
当初はベレットの1600ccOHVガソリンエンジンをチューンせずに搭載しましたが、直後にSOHCに変更しているようです。
1970年の中期モデル移行時に全面的に1800ccのPA30に切り替えられ、エンジンは117クーペ用DOHCガソリンエンジンをチューンせずに使用しました。
PA20のTSは黒ボンネットやフロントデザインなどでベレットのイメージを持たせ差別化が計られていましたが、1970年のPA30移行時に基本型とスタイルが共通化されてます。
