ヒルマンミンクスについて
イギリスはルーツ・グループのヒルマンシリーズから、このミンクスをノックダウン生産していたいすゞでしたが、年々国内での部品生産を伸ばし、1958年には純国産のミンクスを作り上げるに至りました。
当時は明るい色の内装などで女性の人気を博したそうです。
メッシュのフロントグリル、魅惑的なフェンダーの曲面など、オシャレで好評があったようです。
ヒルマン ミンクスの見るからに優雅で気品にあふれたスタイルは、それでいてどこか明るいスポーティな軽快さを感じさせます。ヘッドライトからテールフィンまでの流れるような美しいボデーライン、洗練されたた豊かな色彩と輝くサイドモールディングの見事な調和があやなす。上品なふんいきは他の追随を許しませんでした。やさしさの内に逞しさを秘めた活動的な美しさそれがヒルマンの魅力だったのでしょう。そんなことから今までと違ったデザイン的イメージから女性にも当時人気車種だったのではないでしょうか。
戦前はウーズレーと提携していたことでもわかるように、いすゞ自動車は古くから海外の技術やセンスをうまく取り入れたパイオニアであり、そして戦後、そのパートナーにイギリスのルーツグループを選んだいすゞは1953年からヒルマンミンクスの生産に入ることになりました。
まだ黒っぽい自動車が多かったわが国でモデルチェンジした車両は、2トーンに塗り分けられ、自動車工業へ新しい斬新的なクルマを作ったのでしょう。
