ヒルマンミンクスの概要
イギリスはルーツ・グループのヒルマンシリーズから、このミンクスをノックダウン生産していたいすゞでしたが、年々国内での部品生産を伸ばし、1958年には純国産のミンクスを作り上げるに至りました。
当時は明るい色の内装などで女性の人気を博したそうです。
イスズ自動車が発表しているヒルマンミンクスのスペック、車両データは下記の通りです。
・サイズ :前長 4140mm
全幅 1510mm
全高 1543mm
・乗車定員 :5名
・エンジン :直列4気筒SV
・総排気量 :1494CC
・最高出力 :62ps
・最高馬力 :11.2kg-m
ヒルマンのロードホールディングについてはすでに定評があるところです。思いきりハイウェイをとばすとき、ヘアピンカーブをまわるとき、ヒルマンは路面に吸いつくようなすばらしいロードホールディングを発揮します。
戦前はウーズレーと提携していたことでもわかるように、いすゞ自動車は古くから海外の技術やセンスをうまく取り入れた技術革新だったようです。
そして戦後、そのパートナーにイギリスのルーツグループを選んだいすゞは1953年からヒルマン・ミンクスの生産に入ることになります。
まだ黒っぽい自動車が多かったわが国で、2トーンに塗り分けられた小粋なヒルマンは好感を持って迎えられ、自動車工業へ新風を吹き込んだのでしょう。