アテンザスポーツワゴンの大きな特徴としては、その優れた居住性に尽きると思います。
居住性云々に関しては、ワゴンスタイルの車は後部が延長されていますので、どうしても後方空間に目が行きがちです。
しかし、アテンザスポーツワゴンは、前方空間にも気を配った造りがなされています。
前方空間は一般的に、横方面の長さが広さを実感できるポイントとなります。
アテンザスポーツワゴンの横方向の長さは、カタログを参考にすると1425mmとなっています。
この数値は堂々のクラストップレベルを誇っています。
アテンザスポーツワゴンは、後方空間に関しても抜かりがない造りがなされています。
まず、リアシートの膝スペースがカタログ上61mmとなっています。
確かに数値だけでは実感し難いものの、背面がラウンドシェイプされたフロントシートの採用により、リアシートに乗車している人間の居心地たるや相当なものであると思われます。
アテンザスポーツワゴンの優れた居住性は、目には見えない箇所にも及んでいます。
まず、レバーを引くとリアシートが前方向に倒れて広大なスペースが生まれる、「カラクリフォールド」なるものが採用されています。
また、タイヤハウスの張り出しを極力抑えたリアサスペンションが採用されていますので、これまたクラストップレベルの505リットルという荷室容量を実現しています。
アテンザスポーツワゴンにはその他にも、カーゴネット付きトノカバー・サブトランクボックス・ドリンクホルダー付きドアポケット・大容量のコンソールボックス等、小物の収納にも便利な装備群が採用されています。
ワゴンスタイルと謳いながらも形だけで、実用性に乏しい車が巷には溢れています。
しかしながらマツダは、質実剛健な車造りを実践している数少ないメーカーと言えます。
そんなマツダに敬意を表したいと思います。
