アテンザについて
アテンザの良さは、単刀直入に言うと高い安定感にあります。
その安定感の秘密は、国産車らしからぬ重めのパワーステアリングを採用している点にあります。
国産車のパワーステアリングの操作感は、総じて軽い印象が非常に強いです。
そもそもパワーステアリングの効果は、余計な腕力を使う事なく楽にステアリングを切れるところにあります。
しかし、あまりにも容易にステアリングが切れてしまうため、逆に安定感は乏しいものとなってしまいます。
この件に関しては、輸入車を例に採ってみると理解しやすいと思います。
輸入車のパワーステアリングの操作感は重い印象が強いものの、非常に高い安定感を生み出しています。
つまり、アテンザが輸入車を意識した車造りを実践している事の表れなのです。
事実、アテンザの直接のライバルは国産車ではなく、ドイツのBMW3シリーズ&アウディA4です。
ステアリングの操作感の好みは人それぞれ異なるでしょうが、やはり少々重くても安定感のあるものの方が好感が持てると私は考えます。
アテンザの秀逸なハンドリング感覚の秘密は、まさにこの点にあるのです。
アテンザはハンドリング同様、足回り性能も非常に優れています。
アテンザのサスペンションは、セダンモデルにしては珍しく硬めの印象が強いです。
国産車のセダンモデルは乗り心地に重点が置かれているため、総じて軟らかいフワフワした印象の足回りを持っています。
確かに乗り心地は良いものの、やはり安定感は乏しいものとなってしまいます。
しかしながら、アテンザの足回りは硬めでしっかりしていますので、特に高速道路を使用した長距離走行時に威力を発揮します。
この点に関しても、アテンザが輸入車を意識した車造りをしている事の証明と言えます。
アテンザのエンジンは、低速域から高速域までストレスなく回るフラットな性質を持っています。
とにかく全域に亘ってトルクフルですので、市街地からワインディング、そしてハイウェイに至るまで十二分に楽しめると思います。
さらに、ブレーキ性能やシフト感覚も高い次元を保っていますので、走る事の楽しさを存分に満喫できる事でしょう。
アテンザはセダンスタイル特有の広大な室内空間を持っていますので、ファミリーカーとしての資質も十分にあります。
特に前席の広さは特筆ものですので、例え大柄な方でもゆったりとしたドライビングポジションが取れるので好感が持てます。
「輸入車のような味付けのセダンモデルが欲しい!」
このような考えを持たれている方にとってはまさに打って付けのモデル…それがアテンザなのです。