アテンザの概要
BMW3シリーズ&アウディA4をライバル視するだけあり、アテンザには至るところに輸入車マインドが散りばめられています。
それらは、足回りやボディの随所に見る事ができます。
まず、フロントにハイマウント・ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用されています。
ハイマウント・ダブルウィッシュボーン式サスペンションは、走行状況による駆動力の変化、ステアリングから伝達される外力の影響を最小限に抑制する特性を持っています。
また、高い剛性力を誇っているため、非常に優れた安定感を生み出しています。
そして、リアにはE型マルチリンク式サスペンションが採用されています。
E型マルチリンク式サスペンションは、ダンパーの性能を存分に引き出す事でサスペンションの動きを円滑にし、結果的に質の高い乗り心地を実現しています。
いくら足回りがしっかりしていても、ボディが軟ではどうしようもありません。
しかし、アテンザのボディには、マツダ独自の開発力が惜しみもなく注がれています。
ボディの剛性感は、操縦安定性にまともに表われて来るものです。
その操縦安定性に大きな影響を及ぼすと言われるのが、ボディの“ねじれ剛性”です。
この“ねじれ剛性”を高めれば、操縦安定性を向上できると一般的に考えられています。
しかし、ボディの局部的な剛性を強化すれば操縦安定性に繋がると、マツダの技術者は踏んでいます。
まず、エンジンルームと室内の空間にあるカウルの下部分に、ボディと一体化したクロスメンバーを装着。
そして、フロントサスペンションタワーバーの上部分もメンバーで強化。
さらに、フロアトンネル部分にやはりクロスメンバーを装着し、局部の剛性を高めています。
マツダの視線は現在、日本国内ではなく海外(特に欧州)に向けられているのは明確です。
「欧州市場で今度こそ栄冠を勝ち取ろうじゃないか!」
マツダは、欧州市場で頂点に立つ事を虎視眈々と狙っているのです。
当然の事ながらその想いを叶えるには、目前の敵であるBMW&アウディを葬り去る必要性があります。
そのため、マツダは日々血の滲むような努力を重ねています。
その努力が結ばれる日が一日でも早く訪れる事を、我々も是非祈ろうではありませんか。
そんなアテンザですが、来るべき2008年1月、ついに6年振りとなるフルモデルチェンジを迎えます。
ボディバリエーションはセダン・ハッチバック・ワゴンと現行モデルと同様ながら、全長が65mm〜95mm拡大されており、居住性の向上を実現しています。
心臓部は現行モデルと同様の2000cc直列4気筒、そして新開発の2500cc直列4気筒エンジンが採用されています。
また、現行モデルに搭載されている2300ccエンジンはハイオク仕様ですが、新型アテンザに搭載される2500ccエンジンはレギュラー仕様となっており、経済性の向上に一役買っています。
さらに戦闘的になったエクステリアを携えてデビュー間近の新型アテンザ。
大いに期待したいですね...
