AZオフロードと軽自動車クロスカントリーモデルの代名詞と言えるスズキジムニーとは、血を分けた実の兄弟関係に当たります。
マツダはそれまで、軽自動車のクロスカントリーモデルの製作経験がありませんでした。
しかしながら、1998年10月に行われた軽自動車の規格改正の際にスズキからOEM供給を受ける事になります。
その中の一台がこのAZオフロードなのですが、スズキジムニーとの外観上の違いはエンブレムとフロントグリルのみ。
両車の最大の相違点としては、4WDモデル以外にも2WDモデルの設定がなされているスズキジムニーに対し、AZオフロードは4WDモデルのみの設定しかなされていない点。
そんなAZオフロードですが1999年、運転席&助手席SRSエアバッグシステムと4W-ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)が装備され安全面での強化が計られます。
さらに衝突時に衝撃を感知すると瞬間的に緩みが生じ、ホールド感が強化される前席プリテンショナー付きシートベルトも装備される事になります。
安全面に於いても抜かりがないAZオフロードですが、心臓部には水冷直列3気筒DOHCインタークーラーターボエンジンが搭載され、最高出力64ps/6500rpm・最大トルク10.5kg-m/3500rpmのハイスペックを誇ります。
このスペックはクラス最強に値しますので、軽自動車の枠を超えたアグレッシブな走行感覚を実現しています。
兄弟であるスズキジムニーの影に隠れて今一印象の弱いAZオフロードですが、現在でも立派に一線で活躍を続けています。
この先のAZオフロードのより一層の活躍を祈ろうではありませんか。