クロノスについて
クロノスを一言で述べると、ハイソなテイストを醸し出している高級車。
その上品な佇まいは、まさに大人のために造られた大人だけの車であると言えます。
一般的に高級車の場合、どうしてもある種の威圧感の方が先立ってしまう傾向が強いものですが、このクロノスからはそのようなイメージは一切感じられません。
これは、クロノスの持つ丸みを帯びた癖のないフォルムが、高級車特有の威圧感を払拭しているためであると思われます。
クロノスが開発されたのは、まさにバブル経済真っ只中。
事実他のメーカーは挙って、豊富な資金を惜しみもなく投入して高級車の開発に全力を注いできました。
結果的に、バブル経済の象徴とも言える奢り昂ぶったイメージを漂わせる車が多数開発されました。
代表的なものとして、トヨタの初代セルシオや日産の初代シーマ等が挙げられるでしょう。
しかしながらマツダは、他のメーカーに触発される事等なく独自の路線で開発を進めてきました。
「第一印象も確かに重要な要素ではあるが、我々は内面に拘った車造りを行おうじゃないか!」
このようなマツダ陣営の想いが如実に伝わる会心の作がこのクロノスなのです。
クロノスのエンジンは、静粛性が非常に高く振動も極力軽減されている優れものです。
そして、低速域から高速域までストレスなく回るフラットな特性を持っていますので、ハイウエイから市街地まで場所を選ぶ事なくオールマイティーに使用する事が可能です。
また、大柄で重量のあるボディであるにも関わらず、比較的良好な燃費を保っている一面も持っています。
高級車の典型とも言える優秀な心臓部を持っているクロノスですが、足回りの方も高級車としての味付けが随所になされています。
クロノスの足回りは乗り心地の良い特性を持っていながらも、決してフワフワとした安定感のないような感覚とは程遠いものです。
どちらかと言うとドイツ車のように上質で剛性感の高い感覚ですので、直進安定性やコーナリングでの安定感には目を見張るものがあります。
この辺にもマツダの強い拘りが感じられますし、クロノスが国内市場よりも欧米市場で人気を博したという事実も頷けると思います。
「人間同様、車も中身で勝負だ!」
このような考えをお持ちの貴方にこのクロノスをお勧めしたいですね。
