エチュードの概要
エチュードと聞いて、非常に懐かしく思われるマツダファンの方も多数お見えでしょう?
エチュードは、“アーバン・チューンド”というコンセプトを元に登場に至ります。
発売日は今から遡る事1987年の1月。
ちょうど5代目に当たるファミリアをベースに、そのアッパーモデルとして産声を上げました。
“アーバン・チューンド”というコンセプトからお分かりのように、エチュードのターゲット層は当時すでに確立されていました。
主なターゲット層は、東京等の都市部で生活をしている20代半ばの若年層。
特に、「車は運転するために存在するのではなく、一種のオシャレとして存在するものだ!」と考えている人々。
このようにエチュードは不特定多数の人間がターゲットではなく、あくまでもはっきりとしたターゲット層を持っていたのです。
事実オシャレに敏感な若者の支持を得る事になり、エチュードは大ヒットを収めます。
エチュードの当時のグレード設定は、「Li」・「Si」・「Gi」の三種類をラインアップ。
ファミリアのアッパーモデルに位置する事から、エントリーグレードの「Li」でさえも、パワーステアリングやパワーウインドウが標準装備されていました。
エチュードの心臓部は、すべてのグレードに1600ccDOHCエンジンが搭載されており、最高出力110psを誇ります。
そして1988年2月には、1500ccエンジンを搭載する「Sa」が追加されます。
「Sa」は最高出力76psと控えめながらも、必要上十分な性能で人気を博します。
同時にイエローカラーとブルーカラーが追加され、色に敏感な若者に受け入れられる事になります。
また、ミッションにロックアップ機構付き4速オートマチックが採用される等、ファミリアとは一線を画す試みが随所になされていました。
僅か2年という短命で生産を終了したエチュード。
その中でも1989年2月から生産終了までの期間中に販売されたものは、登録台数が約1万台と極めて少数。
そのため、レア物として一時期大きな話題をさらったものです。
