ユーノス500の登場は1992年2月まで遡ります。
この当時に発売されたモデルはバブル絶頂期に開発が施されたものばかりですので、至るところにその贅沢さを窺い知る事ができます。
当然の事ながらこのユーノス500も例外ではないのです…
ユーノス500の心臓部には、最高出力160ps/6500rpm・最大トルク18.3kg-m/5500rpmのスペックを誇る2000ccV型6気筒DOHCエンジンが搭載されています。
V型6気筒エンジン特有の静粛性と滑らかな加速性能が大きな特徴といえるユーノス500の心臓部ですが、2000ccの排気量と6気筒のエンジンの組み合わせは現在に於いては考えづらく、これもバブル期の立派な象徴と言えるのでしょう。
それ以上に驚かされるのがエクステリアデザインでしょう。
国産車らしからぬユーノス500のその美しいながらも個性的な出で立ちは、もはや国産車の枠を超えていると言っても決して過言ではないのです。
事実その個性の強さから、ユーノス500の国内での評価は必ずしも芳しいものではありませんでした。
反面、欧州各国でのユーノス500の評価は絶大なものであったと聞きます。
欧州に於ける自動車に対する評価は日本のそれとは異なり、デザイン性を最重要視している節があります。
欧州での人気を不動のものとするため、マツダは敢えてこのユーノス500を欧州市場に向けて放ったのであると思われます。
マツダの思惑は見事に的中し、マツダは欧州市場で俄然注目を浴びるようになったのです。
その後のマツダの欧州市場での躍進は、皆さまもご承知の通りでしょう。
ユーノス500のエクステリアデザインは、その後の国産車のデザインに於ける一種のお手本となっている事実も付け加えておきましょう。
伝説の名車のひとつであるユーノス500に心から拍手を贈りたいですね。
