ファミリアの歴史は、世界最高峰のラリー選手権WRCの歴史そのものであると言っても過言ではないでしょう。
当時マツダは、すでにWRCへの出場を果たしていました。
ただ、エントリーされていた車はファミリアではなく、SA22C型サバンナRX-7。
WRCにはグループAとグループBがあり、SA22C型サバンナRX-7は、グループBで激しい戦いを繰り広げていました。
しかし、急遽グループAに参加する事となり、BFMR型ファミリアで参戦する事になります。
6代目に当たるBFMR型ファミリアは、ファミリアでは初となるFF駆動方式を採用しているため、非常に高いドライビング性能を誇っていました。
さらに、フルタイム4WD&1600cc直列4気筒DOHCターボエンジンといったふたつの武器を得て、WRCでは敵なしの最強伝説を築いていたのです。
もう一台、ご紹介しておかなければならないファミリアが存在します。
それは、1967年に発売された2代目ファミリアです。
2代目ファミリアの心臓部には、491ccエンジンが2基搭載された2ローターエンジンが搭載されていました。
ロータリーエンジンが搭載されたファミリアは、後にも先にもこの2代目だけであるため、ファミリア史上最もエキサイティングな車であるという呼び声も実際に存在していました。
生産累計台数が100万台を超えるという偉業も成し遂げた2代目ファミリアは、そのロータリーエンジンを武器に、レースシーンに於いても華々しい活躍を遂げています。
1967年マカオで開催されたツーリングカーレースで、なんと日本車としては初となる優勝を果たしているのです。
そんな2代目ファミリアも1973年に3代目にバトンを渡し、6年にも及ぶ生涯を終える事になったのです。
いずれにしても、マツダ車の代名詞とも言えるファミリアの偉大なる功績に拍手を贈りたいですね。