ファミリアについて
マツダ車の中では最も長い期間に亘って生産し続けられていた車だけに、このファミリアの名前をご存知ではない方はいらっしゃらないと思われます。
残念ながらすでに販売期間は終了となっていますが、本当の意味でのマツダ車の代名詞といえば、やはりこのファミリアであると言っても決して過言ではないでしょう。
歴代ファミリアの中でも最高傑作と言えるのは、やはり5代目と6代目になるでしょう。
実際ファミリアは、5代目から大きな路線変更が行われています。
路線変更と言っても、基本的なエクステリアデザインは踏襲されています。
しかしながら、メカニカル関係に大きく手が加えられており、4代目まで受け継がれて来た駆動方式がFRからFFへと変更されました。
5代目ファミリアのこのFF駆動が想像以上に素晴らしい。
特に、FF駆動特有の軽い鼻先を生かした絶妙なハンドリングは感動もの。
とにかくハンドリングが軽快で、車にとって重要な要素と言える「走る・曲がる・止まる」を高い次元で実現していたのです。
5代目ファミリアは、ステージを選ばずに使用できるのも魅力のひとつでした。
特にそのライトなハンドリング性能を生かした峠道での走りは、多くのドライバーを魅了していたのも事実。
さらに、ハッチバックスタイルのコンパクトなボディと最小回転半径の小ささを存分に生かした街乗りに於いても、その真価を大いに発揮していたのです。
その後登場した6代目ファミリアは、日本初となるフルタイム4WD&ツインカムターボエンジンが与えられています。
実際、6代目ファミリアが国産4WD車の元祖となっているのを、皆さまもきっとご存知であると思います。
最後に、5代目と6代目ファミリアが、当時の世界有数のラリー界で旋風を巻き起こしていた事実も述べておきましょう。
ファン・トゥ・ドライブの元祖的な車…それがファミリアなのです。