マツダペルソナの正式な後継車としてMS-8が発売されたのが1992年の3月。
グラマラスなボディデザインと高い動力性能で高い人気を誇ったMS-8ですが、不人気の烙印を押されて姿を消して行った兄弟たちとは違い、最後まで生産され続けた稀な車です。
MS-8は、マツダ史上最高級セダンの呼び声高いセンティアと遜色ない大柄なボディが採用されています。
ただFR駆動が採用されているセンティアに対し、MS-8の駆動方式はFFとなっています。
さらに2610mmというロングホイールベースの採用により、非常に高い居住性を誇っていたのもMS-8の大きな特徴と言えるでしょう。
MS-8の心臓部には2500ccV型6気筒DOHCエンジンが搭載されており、最高出力200ps/6500rpm・最大トルク22.8kg-m/5500rpmのハイスペックを誇ります。
全長4695mm・全幅1750mm・全高1340mmという大柄なボディを支えるMS-8の心臓部はまさに余裕の塊。
高速道路からワインディング、そして市街地に至るまで、ステージを選ばない高次元の走行感覚を実現していたのです。
そして2年後の1994年6月、最初で最後のマイナーチェンジでエクステリアの小変更が行われます。
さらに1995年12月には運転席SRSエアバックが標準装備され、安全面の強化が行われます。
そんなMS-8も、1997年12月に生産の終了が決定となり姿を消す事となったのです。
兄弟の中では最も長寿となったMS-8…貴方の勇姿を我々は決して忘れる事はないでしょう。