日本には実に様々なスタイルを持つ車が存在します。
そして程度の差こそあれ、どれも国内である程度の知名度を誇っているのですが、唯一ピックアップトラックだけは例外であると言わざるを得ません。
確かに国内での知名度は無いに等しいピックアップトラックですが、プロシードは国産ピックアップトラックの元祖として長く君臨してきた功績があるのです。
1965年に誕生したプロシードは、アメリカンピックアップ風のスタイルが採用されたとてもオシャレな奴でした。
そして、プロシードにはフラットデッキ&ダブルキャビンスタイルが採用されていましたので、ダイナミックなイメージの強いスタイリングで多くの話題をさらったのです。
しかしながら売上げの方はサッパリで、その多くが商用車用途となっていました。
プロシードには1500cc直列4気筒OHVエンジンが搭載されており、最高出力75ps/5200rpm・最大トルク12kg-m/3400rpmと、当時としては最高のスペックを誇っていました。
その無骨なスタイリングでシティギャングの異名をとったプロシードですが、12年後の1977年にモデルチェンジが施されます。
2代目プロシードは初代とは打って変わり、大人しいイメージを全面に出した比較的日本人受けするであろうスタイリングと相成りました。
しかしながらこれまた売上げ不振を極め、輸出専用車として生産され続けていたのです。
そして1990年、3代目プロシードが誕生します。
このモデルは現在でも普通に街中を走っていますので、良くご存知の方もいらっしゃる事でしょう。
100%マツダで開発されたボディデザインが採用されている3代目プロシード。
また、日本で生産されているモデルはすべて2ドアのピックアップトラックであり、2ドアながらリアシートが存在するキャブプラススタイルであったのも特徴です。
3代目プロシードの心臓部には2600ccL型直列4気筒エンジンが搭載されており、最高出力120psのスペックを誇っていました。
このエンジンは大きな排気量を生かしたトルクフルな特性が大きな武器ですので、オンオフ問わずステージを選ばないダイナミックなドライビングが可能であったのです。
