サバンナの概要
サバンナもコスモ同様、我々が心躍らせるに十分な魅力を持った車と言えます。
サバンナもまた多種多様な車が存在するのですが、まずは1971年に発売されたサバンナRX-3をご紹介する事にしましょう。
マツダは当時ロータリーエンジンの開発に余念がなく、先に述べましたコスモスポーツをロータリーエンジン搭載の先駆車として発売しました。
コスモスポーツがその後、全世界で高い人気を博したのは皆さまもご承知の通りでしょう。
それでは、このサバンナRX-3の“RX”の意味を皆さまはご存知でしょうか?
これは、Rがロータリー(Rotary)のR、そしてXは未来を表す言葉であり、それらを合わせて“RX”と命名したのだそうです。
つまり、「ロータリーエンジンが未来へと向かって走り出そうとしている!」という事なのですね。
さて、コスモスポーツがロータリーエンジン搭載車の第一世代であるとすると、このサバンナRX-3はロータリーエンジン搭載車の第二世代に当たるのですが、その心臓部には573ccのエンジンを2基搭載した2ローターエンジンが採用されています。
そのスペックは最高出力125ps/6500rpm・最大トルク16.5kg-m/4000rpmであり、当時としては驚異的な数字を誇っていたのです。
そして、このサバンナRX-3の2ローターエンジンは、記録に残るとんでもない事をその後引き起こす事になります。
当時はちょうどモータースポーツの黄金期に当たり、伝説の名車である日産スカイラインGTR(ハコスカ)がレースシーンを牛耳っていました。
そのハコスカGTRの牙城を崩すため、マツダは満を持してこのサバンナRX-3を世に放ったのです。
結果はすぐに形となって表われ、サバンナRX-3はハコスカGTRの牙城を崩す事に成功したのです。
これを機にサバンナRX-3の名は全世界に知れ渡り、これから幕を開けるサバンナ伝説の礎を築いたのです。
時代は進み、また新たなサバンナが誕生を迎える事になります。
まず1978年、SA22C型サバンナRX-7が発売されます。
このSA22C型は、その後マツダのスポーツカーの代名詞となるRX-7シリーズの記念すべき初代に当たります。
そして7年後の1985年、FC3S型サバンナRX-7が発売されます。
この両車の詳細に関しては、RX-7の項で後述致しますのでここでは割愛させて頂きますが、両車共サバンナの名に恥じない大ヒットを全世界で記録したのです。