三菱ふそうトラック・バスが提供しているエアロバスは、普段我々が旅行等でお世話になる大型観光バスに属します。
このエアロバスにはボディバリエーションが存在します。
それぞれ、スーパーハイデッカースタイルのエアロクイーン(Aero Queen)・ハイデッカースタイルのエアロバス(Aero Bus)【エアロエース(Aero Ace)とも呼ばれる】・2階建てスタイルのエアロキング(Aero King)の3種類がそれに当たります。
イタリアのデザイナー「アルド・セッサーノ」によりデザインされたエアロバスのボディは、モノコックボディとスケルトンボディの長所をそれぞれ組み合わせて造られているのが特徴です。
「さすがはイタリアンデザインだ!」と言わしめる程のエアロバスの優れたスタイリングは当時、日本全国のバス事業所の関係者を大いに唸らせたものです。
エアロバスは1979年に開発が進められ、「三菱ふそう誕生50周年」に当たる1982年11月に販売が開始されます。
最高出力320psを誇るハイパワーエンジンの搭載、そして前輪独立懸架式サスペンション等が採用されたエアロバス8DC9型は一躍大ヒットを記録。
結果1988年までの6年間で、大型観光バスとしては異例となる約7,000台が販売されたのです。
そして1988年、最高出力が355psまで引き上げられたエアロバス8DC11型が追加されます。
このエアロバス8DC11型は、当時のバブル景気の追い風にも乗り大ヒットを記録します。
様々な変遷を経て日々進化を遂げてきたエアロバスですが、2002年に発覚した例のリコール隠し騒動により売り上げは低迷。
死亡者も出る等、事件が事件だけに長いトンネルを抜け出せないでいたエアロバスですが、2005年のマイナーチェンジにより徐々に以前の活気を取り戻し始めます。
そして、日産ディーゼル工業との業務提携及び相互OEM供給を行う契約を結ぶ事になり現在に至ります。
