エアトレックが発売されたのが2001年の6月。
「スマートオールラウンダー(Smart All Rounder)」のキャッチコピーを携えて登場したエアトレックは、発売と同時に高い人気を博します。
SUVモデルは車の性格上、どうしても大柄で鈍重なイメージが付き纏うものです。
反面エアトレックは、ライトな感覚で乗れる新世代のSUVモデルとして登場し成功を収めました。
従来からあるSUVモデルのイメージを根底から覆すエアトレックのエクステリアデザインは新鮮そのもの。
確かに16インチホイール&大径タイヤが採用されていますのでSUVモデルであるという事は判別できるものの、全体的な印象としてはとてもSUVモデルとは思えない程のスマートさ。
どちらかというと、エアトレックはSUVモデルというよりもステーションワゴンモデルに近いイメージなのです。
エアトレックのボディはコンパクトに収められているものの、2625mmというロングホイールベースが採用されていますので膝元のスペースが広々としています。
結果、シートアレンジの多彩さと相まって前席はもちろん後席の居住性も非常に高いものとなっていますし、荷室スペースも広大なものとなっていますので積載性にも優れています。
またエアトレックは全高が1550mmと低いため、立体駐車場への出入りも気にする必要は皆無と言えるでしょう。
エアトレックには、あの三菱を代表するスパルタンモデル「ランサーエボリューション」と同じエンジンが搭載されたTurbo-Rというモデルが存在します。
エアトレックTurbo-Rが発売されたのが2002年8月。
そのエアトレックTurbo-Rの心臓部には2000cc直列4気筒DOHCインタークーラーターボエンジンが搭載されており、なんと最高出力250psを誇ります。
僅か2000ccのエンジンで250psのハイパワーを誇る事自体が驚異的であり、エアトレックTurbo-RはSUVモデルの域を超えた爆発的な加速力を我々に見せてくれました。
さらにエアトレックTurbo-Rには、これまたランサーエボリューションと同じフルタイム4WDシステムが採用されていた事も付け加えておきましょう。
そんなエアトレックも2005年10月、後継車に当たるアウトランダーの登場により
姿を消す事となったのです。
