ミニキャブエステートの後継モデルとして、今から約19年前の1989年に誕生したブラボー。
このブラボーは、実は1989年の発売当初は「ミニキャブブラボー」という名を冠していました。
しかしながら、2年後の1991年に行われたモデルチェンジにより「ブラボー」と名称が変更されています。
ブラボーの大きな特徴は、軽自動車の枠を超えた積載能力の高さに尽きると思います。
ブラボーには、現在に於いては減少傾向にあるキャブオーバー型ワンボックススタイルが採用されていました。
結果的に室内空間が非常に広大なものとなっているため、大人4人が躊躇なく乗車できる高い居住性を誇ると共に、マウンテンバイク等の比較的大きな物でも余裕で載せる事が可能なほどの高い積載性も兼ね備えていたのです。
ブラボーはワゴンモデルに属しながら、実は4ナンバーが与えられた貨物モデル扱いとなっているのも特徴です。
貨物モデル…それも軽自動車ですので、装備面の方はあまり期待できないと思われがちなブラボー。
しかしながら、ブラボーにはエアコン・パワーウィンドウ・集中ドアロック・カーステレオ等が標準で装備されていました。
なにを隠そうブラボーの開発期間はちょうどバブル期真っ盛り。
つまりそのような背景から、従来の軽貨物モデルとは一線を画す充実した装備が満載となっているのも十分に納得ができるのです。
ブラボーの心臓部には当初、3G81型550cc直列3気筒SOHCスーパーチャージャーエンジンが搭載されていました。
スーパーチャージャーシステムの採用によって高い戦闘能力を誇っていた3G81型エンジンですが、1991年に行われたモデルチェンジにより、DOHCツインカムターボエンジンが搭載された3G83型へと変更がなされ戦闘能力をさらに高める事になります。
そして660ccに拡大された排気量により、ブラボーは余裕のトルク&パワーをも手に入れたのです。
そんなブラボーも1999年に後継モデルに当たるタウンボックスにバトンを渡し、我々の前から姿を消していく事になったのです。
