三菱の車ではあるものの実は純の国産車ではないエクリプス。
エクリプスは元々北米市場をターゲットに開発されたいわゆる逆輸入車なのです。
この件に関しては、日本仕様ながらも左ハンドルとして販売されている事でもお分かり頂けると思います。
初代エクリプスの登場は1990年の2月。
ギャランのスペシャルモデルに属するギャランVR-4をベースに開発されたエクリプスの大きな特徴は、現在に於いては一般的ではないといえるリトラクタブルヘッドライトが採用されている点でしょう。
ただ当時は、トヨタスープラや日産フェアレディZ、そしてマツダRX-7等のスポーティーモデルがこのリトラクタブルヘッドライトを採用していたという背景があります。
また、先のギャランVR-4と共通のフルタイム4WDインタークーラーターボエンジンが搭載されたエクリプスGSR-4モデルに至っては、その高い戦闘力で非常に高い人気を得ていたのです。
そんな初代エクリプスも1992年にマイナーチェンジが行われ、特徴的であったリトラクタブルヘッドライトが廃止となり顔付きがガラッと変わります。
そして1995年6月にはついにフルモデルチェンジが行われ、エクステリアデザインのイメージが一新されます。
さらに1996年、オープンボディを持つスパイダーモデルがラインアップに加わります。
尚このスパイダーモデルは、2001年に公開され大ヒットを記録した「ワイルドスピード」に登場し大きな話題をさらった事も付け加えておきましょう。
そして1999年7月、3代目に当たるエクリプスがデビューを果たします。
先の2代目エクリプスが初代エクリプスのプラットフォームをベースに開発されていたのに対し、3代目エクリプスは新たに設計されたプラットフォームを採用しているのが特徴です。
さらに、初代&2代目エクリプスに搭載されていたDOHC&ターボエンジンが廃止された事により、この3代目エクリプスはスポーティーカーというよりもラグジュアリーカーに近いイメージとなっているのも特徴と言えるでしょう。
また2004年10月、本革シート等が装備されたスパイダーモデルが新たに追加されます。
しかしながら2006年3月、3代目エクリプスは惜しまれながらもついに生産が終了となったのです。
追記となりますが、実はエクリプスには4代目も存在します。
残念ながら日本国内での販売はされていませんが、北米市場では2006年4月から販売が開始されており高い人気を博しています。
いずれは日本国内や欧州でも販売される事になると思われますが、現在のところは未定となっています。
