ジープが生まれたのはなんと1953年まで遡ります。
当時ジープを生産していたのは中日本重工業と東洋工機の2社ながら、アメリカのウイリス社との業務提携から生まれたモデルであるという理由から、ジープは当初左ハンドルが採用されていました。
しかしながら、通商産業省(現在の経済産業省)のお達しにより、その後右ハンドルへと変更が行われます。
ジープには、多くのバリエーションが存在するのも特徴です。
大きく分けて、ショート・ミドル・ロングの3種類のボディバリーション。
さらにショートボディモデルにはソフトトップ、ミドルボディモデルにはソフトトップとハードトップ、ロングボディモデルにはソフトトップとデリバリーワゴンが存在していました。
また、ガソリンエンジン仕様とディーゼルエンジン仕様のモデルが存在していたのも特徴と言えるでしょう。
それまで自衛隊や官公庁で使用される等、主に実用車としての側面を持っていたジープ。
しかしながら1975年8月、一般ユーザーに向けたモデルJ58型ジープがラインアップに加わった事で世間一般に知れ渡るようになります。
従来のSUVモデルとは一線を画す、「これこそがジープ本来のあるべき姿である!」とも言える無骨なスタイリングと高い走破性を誇るジープは、その後高い人気を博す事になります。
確かにジープには、パワーステアリングやパワーウィンドウ、そしてエアコン等の快適な装備は一切存在しません。
しかしながら、それらを遥かに超越する魅力がこのジープにはたくさん存在するのです。
そんなジープも1998年に生産が終了し、46年にも及ぶ永い歴史に幕を下ろす事になったのです。
