ミニカエコノが誕生したのは、今から約27年前の1981年9月まで遡ります。
1961年に発売されてから約20年間に亘りミニカの屋台骨を支え続けてきたミニカですが、そのミニカのバリエーションモデルに当たるのがこのミニカエコノになります。
ミニカエコノの心臓部には当初、ミニカシリーズとしては初となるトルクコンバーター式2速オートマチックトランスミッションが搭載されていました。
このトルクコンバーター式オートマチックトランスミッションは、コンピューター制御による極め細かな変速が可能であるため、ミニカエコノは変速ショックの少ないスムーズな走りを実現していたのです。
そして、最小排気量モデルとしては世界初となるターボチャージャーシステムが搭載されていたのもミニカエコノの大きな特徴と言えるでしょう。
そんなミニカエコノですが、誕生から3年後の1984年1月にモデルチェンジが行われ2代目へと生まれ変わります。
2代目ミニカエコノには、これまたミニカシリーズとしては初となるFF駆動方式が採用されていました。
FF駆動方式特有の前輪荷重により、2代目ミニカは優れた直進安定性を誇っていたのです。
3ドアモデルのみしか設定されていなかった初代に対し、この2代目ミニカエコノには5ドアモデルも設定されていたのも特徴のひとつです。
これにより、ユーザーは各々の使用用途に合ったモデルを選択する事が可能であったのです。
初代同様、2代目ミニカの心臓部にもターボチャージャーが搭載されていました。
しかしながら、2代目ミニカにはインタークーラー式ターボチャージャーが採用されていたのが特徴です。
また、2代目ミニカエコノにはパートタイム式4WDシステムが採用されたモデルがラインアップに加えられていたものの、その後パートタイム式からフルタイム式に変更となっているのも特徴と言えるでしょう。
そして3年後の1987年、心臓部がそれまでの2気筒からサイクロンと呼ばれる3気筒エンジンに変更となった2代目ミニカエコノ。
さらに3速オートマチックトランスミッションが採用される等、年々進化を遂げてきた2代目ミニカエコノですが、1989年を以って生産が終了となり我々の前から姿を消す事となったのです。
