ミニカスキッパーについて
ミニカをベースに開発がなされているものの、そのミニカとは一線を画す特別仕様モデルとして仕上げられているミニカスキッパー。
そのミニカスキッパーが誕生を迎えたのは1971年。
最近でこそ軽自動車は至極普通に市民権を得てはいるものの、当時の軽自動車にはそのようなものは存在していなかったのです。
「これではいかん。ただ単に小さく便利なだけの車ではなく所有する価値のある軽自動車を世に送り出そうではないか…」という号令の元に造られているのがこのミニカスキッパーです。
それでは皆さまにご質問です…自動車にとって必要なものとは一体全体どんなものであると思われますか?
たぶん快適性・速さ・格好良さ等、様々な考えが頭に浮かばれる事でしょう…
このミニカスキッパーには、その中の速さと格好良さに重点を置いた設計が至るところになされています。
ミニカスキッパーには、俗にいうスペシャリティカーとしての大きな要素とも言えるクーペスタイルが採用されているのが大きな特徴です。
このクーペスタイル特有の流れるようなフォルムは若者たちから絶大な支持を受け、ミニカスキッパーは発売と同時に高い人気を博します。
そして、最高速度120km/hをマークするソレックスツインキャブが奢られた心臓部が採用されているのもミニカスキッパーの特徴です。
結果的にミニカスキッパーは、軽自動車の枠を遥かに超える凄まじい加速性能を我々に見せ付けてくれたのです。
確かに、小さなボディを極力切り詰めて設計されているために居住性が犠牲となっていますし、リアウィンドウの傾斜が大きいために後方の視界が悪くなっているという事実もあります。
しかしながら、ミニカスキッパーにとってそんな些細な事は全く関係ありません。
速くて格好が良ければ万事OK…ミニカスキッパーにとってはこれこそがすべてなのです。
この世に100%完璧な自動車なんて存在しないのですから…
