ミニカスキッパーの概要
ミニカスキッパーが誕生を迎えたのは、今から約37年前の1971年5月まで遡ります。
このミニカスキッパーには、従来の軽自動車とは一線を画すスペシャリティカーと呼ぶに相応しい設計が至るところになされています。
中でも特徴的であるといえるのが、流れるようなフォルムを持つクーペスタイルが採用されている点でしょう。
伝説の名車ギャランGTOを彷彿とさせるミニカスキッパーのスタイリングは、本当に溜め息が出るほど美しいものに仕上げられているのです。
そして、リアウィンドウルーバー・リアスポイラー等のオプション装備が用意されているのもミニカスキッパーの特徴であると言えるでしょう。
ただし、ミニカスキッパーのこのクーペスタイルには数々の難点も存在します。
ミニカスキッパーはれっきとした軽自動車に属しますので如何せんボディが小さい。
この小さなボディを極力切り詰めて設計されているため、居住性…特に後席の居住性が損なわれています。
また、ポルシェに代表されるファストバックスタイルが採用されているため、リアウィンドウの傾斜が大きくて後方の視界が悪くなっています。
しかしながら、このリアウィンドウの視界の悪さに関しては、リアウィンドウ下部のパネルの一部をシースルーとする事で対処しています。
ミニカスキッパーの魅力はなにもスタイリングだけには留まりません。
ミニカスキッパーの心臓部には、最高出力38psを誇る水冷360ccソレックスツインキャブエンジンが搭載されています。
このエンジンは僅か360ccという小さな排気量ながら、最高速度120km/h・ゼロヨン加速19.8秒を誇ります。
そのため、軽自動車の枠を遥かに超える胸の空くような加速感を味わう事が可能であるのです。
ミニカスキッパーには数々の欠点が確かに存在するものの、それらの欠点を遥かに超越する魅力がこの車にはたくさん詰まっています。
このような割り切った車造りを立派に実践した三菱に心から拍手を贈りたいですね…
