ミニカの概要
三菱の軽自動車の中では最も古い歴史を誇るモデルであるミニカ。
そのミニカが誕生を迎えたのは、なんと今から約46年前の1962年まで遡ります。
ライトバンモデルに属する三菱360をベースに開発されているミニカですが、搭載されていたエンジンは当時主流となっていた360cc-2サイクル直列2気筒エンジン(ME21型)になります。
そんなミニカですが、1969年に行われたモデルチェンジにより2代目へと生まれ変わります。
2代目ミニカには、イエローエンジン(ME24型)・レッドエンジン(シングルキャブ仕様の2G10-1型)・ゴールドエンジン(ツインキャブ仕様の2G10-2型)の3種類に区別された心臓部が採用されていたのが大きな特徴です。
それから3年後の1972年に行われた2度目のモデルチェンジにより、ついにミニカも3代目へとバトンが渡されます。
3代目ミニカの大きな特徴としては、新たに開発されたエンジンが採用されている点でしょう。
この2G21型と呼ばれる360cc-4サイクル直列2気筒エンジンは、2代目と同様にシングルキャブ仕様とツインキャブ仕様が用意されており、それぞれ32psと36psの最高出力を誇っていました。
尚、2サイクルエンジンが廃止…そして1976年に行われた軽自動車の新規格に対応する形で、エンジンの排気量が550ccとなっているのも3代目ミニカの特徴であると言えるでしょう。
そして1977年に登場した4代目、エコノ・マリエ・パセリ等のバリエーションモデルが用意されていた1984年に登場の5代目を経て、ミニカ史上最も高い人気を博した6代目が1989年に誕生します。
当時はターボエンジンが搭載された軽自動車が空前の大ブームで、スズキアルトワークスやダイハツミラTR-XX等が幅を利かしていました。
それらライバルたちに対抗すべく登場した6代目ミニカには、市販車としては初となる直列3気筒DOHC5valveターボエンジンが搭載されていました。
この6代目ミニカは「ミニカDANGAN」と呼ばれ、自主規制値一杯の最高出力64psというハイパワーを武器にライバルたちに立ち向かって行ったのです。
UVカットガラスが採用されたグッピー・個性的なフェイスを持つタウンビー等のバリエーションモデルがラインアップされていた1993年登場の7代目ミニカは、主に若い女性たちから圧倒的な支持を得ていました。
そして1998年、現行モデルとなる8代目ミニカが登場します。
ご存知のように最近の軽自動車はスズキワゴンRやダイハツムーブ、そして同社のトッポBJやeKワゴン等のトールスタイルボディを持つモデルが主流となっています。
さらに大ヒットモデル「i(アイ)」の登場のより、残念ながらミニカの印象は薄れつつあるのが現状です。
しかしながら、長年生産され続けられているという確固たるプライドと官公庁を始めとする法人や高齢者層の方々に支えられてミニカは今でも立派に現役を続けています。
そんなミニカに心から拍手を贈りたいですね…
