ミラージュの概要
三菱のクーペスタイルモデルの中では最も長い歴史を誇るミラージュ。
そのミラージュが誕生を迎えたのは、今から実に30年前の1978年まで遡ります。
ミラージュの大きな特徴として挙げられるのは、副変速機付4×2速マニュアルミッション「スーパーシフト」が採用されている点。
そして心臓部には直列4気筒エンジンが搭載されており、1200cc・1400cc・1600ccの3種類の排気量を持つモデルがラインアップされていたのです。
そんなミラージュですが、誕生から5年後の1983年にモデルチェンジが行われて2代目へと進化を遂げます。
2代目ミラージュはスタイリングこそ初代を踏襲するものの、特徴的であったスーパーシフトが廃止となり普通の5速マニュアルミッションに変更となっています。
また、後述する3代目のバリエーションモデルとして登場したサイボーグのベースとなっているGTが1984年に発売されています。
このGTにはターボエンジンが搭載されていた事から、一クラス上の走行感覚を現実のものとしていたのです。
そして3年後の1987年、ミラージュ史上最も高い人気を博した3代目がついに誕生を迎えます。
先に述べましたように、この3代目ミラージュには走りに振った俊足モデル「サイボーグ」がラインアップされています。
このサイボーグは心臓部にターボチャージャー、そして足回りには硬めにセッティングされたサスペンション&ショックが奢られていました。
サイボーグのエキサイティングな走りは我々を虜にするに十分。
特にワインディングに於いては、一クラス上のスポーティカーを凌ぐほどの高い運動性能を誇っていたのです。
その後、アスティ等のバリエーションモデルを持つ1991年登場の4代目を経て、最終モデルに当たる5代目ミラージュが1995年に誕生します。
5代目ミラージュの大きな特徴は、1999年に誕生した派生モデル「ディンゴ」がラインアップに加えられた事でしょう。
そして2002年8月、後継モデルに当たるコルトにバトンを渡しミラージュは24年にも及ぶ長い歴史の幕を閉じたのです。
