世間を騒がせたリコール事件以降長い低迷状態が続いていた三菱。
しかしその間、三菱はただ指を銜えて傍観していた訳では決してありません。
もう一度以前の輝きを取り戻そうと新型車の開発に日々明け暮れていたのです。
そしてついに新生三菱に相応しい車が誕生を迎えます。
2005年10月に発売されたアウトランダーがそれです。
CMキャラクターにあの江口洋介を指名した事でもその意気込みが理解できると思います。
アウトランダーは完全な新設計SUVモデルとなるものの、三菱社内の位置付けとしてはあくまでもエアトレックの正式な後継車に当たります。
アウトランダーの心臓部には、ドイツのダイムラー・クライスラーや韓国の現代(ヒュンダイ)と共同開発した最高出力170psを誇る2400cc直列4気筒エンジン、そして最高出力220psを誇る3000ccV型6気筒エンジンの2種類が搭載されています。
そして2400cc直列4気筒エンジン搭載モデルには6速スポーツモード付きCVT、3000ccV型6気筒エンジン搭載モデルにはマニュアルモード付き6速オートマチックミッションが採用されています。
また、アウトランダーの駆動方式は4WDのみの採用ながらスイッチひとつでAUTOとLOCKの切り替えが可能となっていますので、燃費の向上にも一役買っています。
事実アウトランダーは、2400ccエンジン搭載モデルが11.6km/L、そして3000ccエンジン搭載モデルが9.5km/Lと省燃費に貢献しています。
一見するとかなり大柄な印象が強いものの、アウトランダーのボディは意外にもコンパクトに抑えられています。
全長4640mm・全幅1800mm・全高1680mm、そして重量は1670kgと従来のフルサイズSUVモデルと比較すると小さく纏められています。
そのため、最小回転半径5.3mという優れた小回り性能と相まって、狭い路地や立体駐車場等でも特に扱いづらさを感じる事もないでしょう。
いずれにしても、新生三菱の先駆けモデルであると共に三菱の世界戦略モデルの第一弾でもあるアウトランダーの今後の活躍に期待したいですね。
