軽自動車であるミニカをベースに開発されたピスタチオが誕生したのは、今から9年前の1999年12月まで遡ります。
ピスタチオの大きな特徴は、低燃費の実現をコンセプトに開発されている点に尽きると思います。
ピスタチオには、三菱が独自に開発したアイドリングストップシステム…略して「ASG」が採用されています。
ピスタチオに採用されている「ASG」は、車が赤信号等で停車した際、自動的にアイドリングがストップする状態になるように設計されています。
さらに、アイドリングストップ中はギアがニュートラルになり、クラッチペダルを踏み込むだけでエンジンが再起動するように設計されています。
そのため、無駄な燃料消費を極力抑える事が可能であり、リッターカーとしては驚異的な10.15モード燃費消費率30km/lを実現しているのです。
ピスタチオの心臓部には1100cc直列4気筒DOHC16valve-GDIエンジンが搭載されており、最高出力74ps/6000rpm・最大トルク10.2kgm/4000rpmのスペックを誇ります。
確かに数字だけを見ると非力に感じられるものの、ピスタチオには全長3440mm・全幅1475mm・全高1510mm・重量700kgとコンパクトで軽量なボディが採用されています。
結果的にピスタチオは、非力さをそれほど感じさせる事なく実に元気よく走ってくれたのです。
運転席SRSエアバッグ&クラッチスタートシステム等の安全装置やパステルカラーを基調としたポップなカラーリングが採用されていたのもピスタチオの特徴です。
しかしながら、2000年3月を以って限定50台の生産が無事終了となり、我々の前から姿を消していく事になったのです。
