シグマは1990年2月、ギャランΣ&エテルナΣの後継モデルとして登場します。
当時高い人気を誇っていたディアマンテと酷似したエクステリアデザインが採用されていたシグマ。
しかしながら、4ドアハードトップボディのディアマンテに対し、シグマは4ドアセダンボディが与えられていたのが特徴です。
その他、フロントグリル・ヘッドライト・テールランプの形状もディアマンテとは異なっていました。
全長4740mmとディアマンテよりも300mm長いボディが採用されていたシグマは、その居住性の良さから主にファミリー層から高い支持を得ていました。
さらにシグマは、パトカー車両や法人企業の送迎車として活躍していたという背景もあります。
ディアマンテと比較すると人気の方は今一歩といった感のあるシグマですが、非凡な心臓部を持っていたのも特徴です。
シグマの心臓部には2000cc・2500cc・3000ccの3種類の排気量バリエーションが存在すると共に、滑らかさとスムーズさに定評のあるV6ユニットがそれぞれのモデルに搭載されていました。
そのため、市街地から高速道路に至るまでステージを選ばない走行が可能であったのです。
さらに、駆動方式には4WDとFFの2種類のバリエーションが存在していましたので、ユーザーの使用用途にあった選択が可能でした。
そんなシグマも1994年に生産が終了となり、寂しいかな僅か1代限りで姿を消す事になります。
ただし、兼ねてから人気のあったディアマンテは生産が継続され、先に述べましたパトカー車両はシグマからディアマンテに移行される事となったのです。