トッポBJワイドが誕生したのは1999年1月の事。
当時のトールスタイルワゴンモデルの人気に便乗する形で、軽自動車であるトッポBJと純粋なコンパクトカーであるディンゴの中間に位置するモデルとして生まれたトッポBJワイド。
トッポBJワイドはトッポBJをベースとして造られているのですが、心臓部にパジェロJr.と共通の最高出力78psのスペックを誇る1100cc直列4気筒SOHCエンジンが搭載されていました。
その余裕のパワーを誇る心臓部のお陰でトッポBJワイドは、トッポBJとは比較にならないほどの高い走行性能を実現していました。
そして、基本的なプラットフォームこそトッポBJと共通ながら、トッポBJワイドには樹脂製オーバーフェンダーや大型バンパー、そしてサイドドアガーニッシュ等が装備されていましたので、トッポBJと比較してよりワイドなボディとなっていたのです。
さらに、多彩なシートアレンジが可能であった点や小物入れ等の収納空間が多数装備されていた点から来る利便性の高さから、トッポBJワイドは主にファミリー層から絶大な支持を得ていたのです。
安全性や快適性を誇る装備が充実していた事もトッポBJワイドの特徴です。
運転席SRSエアバッグ・マニュアルエアコン・AM/FMラジオ付カセットプレーヤー・集中ドアロック・キーレスエントリー等が標準で装備されていた他、助手席SRSエアバッグ・ABS・カーナビゲーション等もオプションながら装着する事が可能であったのです。
そんなトッポBJワイドですが、トヨタヴィッツやファンカーゴ、そしてbB等の躍進による販売不振と例のリコール隠し騒動による煽りを受ける形で、誕生から僅か2年後の2001年5月、ついに生産が終了となり姿を消していく事となったのです。
