クルーの概要
皆さんも良く利用されるであろうタクシー。
そして自動車教習所で使用される教習車や警視庁のパトロールカーのベースとして設計されているのがこのクルーです。
そんなクルーが誕生を迎えたのは、今から約15年前の1993年7月まで遡ります。
クルーは、C32型ローレルや910型ブルーバードの後継モデルに当たります。
しかしながら、前述のようにタクシーや自動車教習所の教習車、そしてパトロールカーのベースとして設計されている事から、クルーはリア部のドアの開口面積が拡大されています。
結果的に、C32型ローレルや910型ブルーバードよりも利便性が高められた造りとなっているのです。
クルーの心臓部には、ローレルやスカイラインと同様の2000cc直列6気筒OHCエンジンが搭載されていました。
このエンジンはパワフル且つトルクフルな特性を示す事から、市街地から高速道路に至るまで優れた走行性能を発揮してくれます。
その後、2800cc直列6気筒OHCディーゼルエンジンと2000cc直列4気筒OHC-LPGエンジン搭載モデルがラインアップに加えられています。
セダンモデルとは思えないほどの高い小回り性能を誇っているのもクルーの特徴です。
また、クルーはAピラー&Bピラーが立った造りとなっている事から、前方及び後方の視界が極めて良好となっています。
そのため、大柄なボディが採用されているセダンモデルが苦手とする市街地走行も全く苦にしないのです。
そんなクルーですが、誕生から14年後の2007年7月に生産が終了となり、我々の前から姿を消して行く事となったのです。
尚、このクルーをベースとして開発されたモデルに光岡自動車製の「ガリュー」がある事も付け加えておきましょう。