エクサについて
エクサは、1971年に発売され高い人気を博したチェリークーペの発展モデルであるパルサークーペの後継モデルに当たります。
エクサの大きな特徴は、やはりその溜息が出るほど美しいスタイリングに尽きるでしょう。
1970年代に世間を席巻したイタリアのライトウェイトスポーツカー「フィアットX1/9」やアメリカの「ポンティアック・フィエロ」を彷彿とさせるスタイリングは、当時の若者たちを熱狂させるに十分なものでありました。
さらに、当時全盛を極めていたリトラクタブルヘッドライトやTバールーフが採用されていたのもエクサの人気に火を付けた大きな要因であったとも思われます。
また、エクサには任意で取り外しのできるリアハッチ部が採用されていましたので、先のTバールーフと合わせた様々なオープンエアを楽しむ事も可能であったのです。
2ドアクーペボディが採用されているモデルというのは、総じて居住性や積載性が犠牲となっている場合が多いものです。
しかしながら、エクサにはステーションワゴンのようなスタイリングが採用された「キャノピー」というモデルがラインアップされていました。
ステーションワゴンのようなスタイリングながらリトラクタブルヘッドライトやTバールーフが装備されているというなんとも不思議な雰囲気を漂わせているこのキャノピーですが、居住性や積載性の高さに関しては本物であったと言えるのです。
いずれにしても、日産というメーカーはその後登場するBe-1やパオ、そしてフィガロやラシーン等のコンセプトカー的な要素を持つモデルを数多く生産している事で知られています。
エクサはその後登場するそれらのモデルのエポックメイキング的な存在であったのです。
「とにかく他人とは一味違う個性溢れるモデルが欲しい!」
このようにお考えの方にこのエクサを贈りたいと思います。