日産にしては珍しく優等生的な印象の強い車に仕上げられているのがこのサニーです。
そんなサニーが誕生を迎えたのは、今からなんと約42年前の1965年12月まで遡ります。
サニーは当初「ダットサンサニー」と名乗っていました。
搭載されているエンジンの排気量は1000ccで統一されており、セダン・クーペ・ライトバン・トラック等の多くのボディバリエーションモデルがラインアップされていました。
レースシーンで脚光を浴びていたのもサニーの特徴であり、当時の代表的なドライバーには昔懐かしい高橋国光や北野元らがいます。
誕生から5年後の1970年1月には2代目が登場したサニー。
2代目サニーには1200cc&1400ccエンジン搭載モデルが存在しており、SU型ツインキャブレターが採用されたスポーティモデルも存在していました。
レースシーンでは、先の北野元や鈴木誠一らが活躍していました。
1973年5月には早くも3代目が登場したサニー。
3代目サニーには大型化されたボディが採用されていた事から、心臓部に1600ccエンジンが搭載されてパワー不足を補っていました。
4年半後の1977年11月には4代目サニーが登場しました。
4代目サニーには、安全対策の一環として衝撃吸収バンパーの採用やディスクブレーキの大型化がなされていました。
エンジンのラインアップが、1200cc&1400ccから1300cc&1500ccに変更となっているのも4代目サニーの特徴です。
4年後の1981年10月には5代目サニーが登場しました。
5代目サニーにはタイミングベルトを使用したFF駆動方式が採用されており、ディーゼルエンジン搭載モデルがラインアップに加えられていました。
名称が「ダットサンサニー」から「日産サニー」へと変更されているのも5代目サニーの特徴です。
1985年9月には「トラッドサニー」の異名を持つ6代目サニーが登場しました。
6代目サニーには、直線を基調とした一種独特なスクエアなスタイリングが採用されていました。
心臓部にDOHCエンジンが搭載されたモデルがラインアップされていたのも6代目サニーの特徴です。
1990年1月には「スタンダードサニー」の異名を持つ7代目サニーが登場しました。
6代目とは打って変わり、7代目サニーには丸みを帯びた高級感漂うスタイリングが採用されていました。
1800ccエンジン搭載モデルがラインアップに加えられていたのも7代目サニーの特徴です。
4年後の1994年1月には8代目に当たるサニーが登場しました。
8代目サニーには新開発のマルチリンクビーム式リアサスペンションの採用、そして2000ccエンジン搭載モデルがラインアップに加えられていました。
JTCC日本ツーリングカー選手権等のレースシーンで再び脚光を浴びていたのも8代目サニーの特徴です。
1998年10月には最終モデルに当たる9代目サニーが登場しました。
玄人好みのオーソドックスなボディデザインと完成度の高さで、9代目サニーは主に中高年層ユーザーたちから高い支持を得ていました。
しかしながら2004年10月を以ってついに生産が終了となり、サニーは39年にも及ぶ長い歴史の幕を下ろす事になったのです。
