フロンテ800について
ボディスタイルは1963年の第10回全日本自動車ショー出品車両と同様で、2ドアセダンとし、
デザインは二輪車のコレダ・セルツインSB等を手がけたデザイン係長佐々木氏がY4計画として
担当し、空力学的に優れた形状で前面投影面積を縮小し曲面ガラスが採用されました。
エンジンはC10型直列3気筒2サイクルエンジンで753cc最高出力41ps/4000rpm最大トルク8.1Kgm/3500rpmを左に30度傾けて縦置きマウントとし、FF方式で駆動。
0から200mが13.9秒とこの当時の1000ccクラス乗用車に近い加速性能を生み出していた。
サスペンションは前輪ウィッシュボーン/トーションバー後輪はトレーリングアーム/
トーションバーの4輪独立懸架っであり、トーションバーを採用していたので、
姿勢調整ボルトの調整によってハイトコントロールが可能であった。
その後リクライニングシートの採用にて、乗り心地と共に車内空間の確保調整が
可能となったことでしょう。
1969年に開催の第16回東京モーターショーの後に生産を終了となったが、当時大衆車の主力が
このクラスであり、各社参入していて激戦区となり販売は伸びなかったのでしょう。
現在ではオートバイメーカーとして世界的に知られるスズキが1965年に初めて作った
小型乗用車がこのフロンテ800であり2ドアセダンでは他社メーカーを押しのけ
きわめてまとまりの良いデザインが特徴であり、当時の大衆車であったのもうなずけます。
