1989年にアメリカで立ち上げられたトヨタの高級車専門販売チャネル
「レクサス」で「LS400」としてデビュー。
ベンツやBMWなどのドイツ車にはない圧倒的な静粛性と快適性で、
一躍大人気となり、その後のレクサスブランドの礎を築く。
この車の出現で、ベンツやBMWなどの高級セダンの車作りの概念を
変えてしまったと言われるほどだった。
その年、日本でも10月に、「セルシオ」という名でデビュー。
本来、日本導入は見送られるはずだったが、日産のシーマが爆発的な
ヒットを記録したことを受け、日本車の枠に留まるクラウンクラスでは
満足出来なくなったユーザーの要望に応えるためにクラウンと
センチュリーの中間に位置する車種として登場した。
1989年に登場した初代のエンジンはV8・4000ccが搭載されていた。
グレードは装備の違いでA・B・Cが存在した。
サスペンションは、前後ダブルウィッシュボーン式となる。
2代目では、プラットフォームの改良を行い、オーバーハングを切り詰め
最小回転半径を縮小、またホイールベースを延長し後席の居住性も
改善された。
1997年7月にマイナーチェンジし、エンジンがVVT-iの採用により、
265psから280psとなり、ATも4段から5段へと変更、動力性能と環境性能を
向上させた。安全装備では、6つのエアバッグはもとより、車体の横滑りを
防止するVSC、緊急ブレーキのアシストをするブレーキアシストなど、
この他にも充実した安全装備が追加された。
2000年8月に3代目が登場し、エンジンはV8・4300ccの3UZ-FEに変更。
また、電子制御も大幅に増加され、全ドアイージークローザーが装備され、
従来のワイヤレスドアロックの発展版であるスマートキーシステムが
選択できるようになる。
2003年8月のマイナーチェンジで外装が変更、全長は5mを超えた。
また、ATが5段から6段に変更された。
2006年6月に後継車種のレクサス・LSが発売され販売が終了された。
