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パブリカの概要

パブリカは、トヨタ自動車が1961年から1978年まで生産した小型の
乗用車である。

1950年代の国民車構想の影響を受けて開発されており、長年にわたって
トヨタの生産、販売する最小車種として位置付けられていた。

パブリカの商品企画は、1955年に当時の通商産業省で立案された
国民車構想に遡る事が出来る。これは一定条件を満たす国民車の生産を
国によって後援しようという「日本版フォルクスワーゲン計画」で
あったが公式な政策とはならなかった。

技術やコストの両面から考え実現するのは困難で現実味がなかったが、
それでもこの企画に刺激されていくつかのメーカーで小型車開発が
行われる事になる。

トヨタも国民車構想をそのまま実現するという考えは持っていなかった
様だが、技術開発推進の見地から、1956年7月より、自社最小クラス
である1000cc級より更に小型の試作を開始する。

1961年に、697cc、空冷2気筒OHV・水平対向で28馬力を発する新開発の
U型エンジンを搭載し登場、トヨタ車で初めての空冷エンジンは、
ドイツ製オートバイ用水平対向2気筒エンジンを参考に設計された。

1966年に排気量を800ccに拡大、36psに出力が増した2U型エンジンを
搭載した、トルクチューブ・ドライブ化やフロントノーズ形状および
リアデッキ形状の大幅変更など、大がかりな仕様変更が行われた。

1969年4月に2代目へとモデルチェンジ、2U型空冷800ccエンジンも
残されたが、主力は1000ccの水冷4気筒エンジンとなった。

1972年1月にマイナーチェンジを行なった、この際、自動車排出ガス
規制をクリアできないため、2U型空冷2気筒800ccエンジンを搭載する
モデルが廃止。
翌年には、パブリカ・スターレットを登場させるが、人気は次第に
下降、1978年、2代目スターレットの登場と共に生産を終了した。

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パブリカ

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