セラの概要
セラは、トヨタ自動車が1990年に発表した1,500CCの3ドアクーペであった。
スターレットをベースにしており、特徴は上半分ほぼ全てがガラスで
占められていることと、それを実現するため採用されたガルウイングドア
である。
この構造を可能にする為に用いられた生産技術は高いものがあったが、
ルーフ部分をガラスとしたガルウイングの構造は弱点を出してしまって
おり、上半分がほぼ全てガラスにしてしまった為、室内温度が
非常に高くなるのである。
この為、マイナーチェンジでグラスキャノピーに改良および冷房能力の
強化が加わった。
登場まもなくはオーダーから納車までが数ヶ月を要す事もあったが、
これはオーダーが殺到したのではなく、特殊な製法や部品の調達などにより
月に千台程しか製造できなかった為であった。
全長は3860mm、全幅が1650mm、全高も1265mmとコンパクトな外寸に
まとめられ車両重量も890kgと軽量にまとめられていた。
エンジンは1.5Lの水冷直列4気筒DOHC16バルブEFI-S(5E-FHE型)で
最高出力110PS、最大トルク13.5kgmを搭載していた。
駆動方式はFFのみであったが、トランスミッションは4速ATと5速MTが
用意されていた。ABSはリヤディスクブレーキとのセットオプションであった。
1995年12月まで生産を続けたが、フルモデルチェンジされる事はなく、
1代限りでそのモデルは消滅してしまった。
